2009年11月16日 (月)

聖なるガンガー

ヒマラヤのアシュラムは、ガンジス川(ガンガー)の源流近くのほとりにあります。

Ganga

毎朝、毎夕、日が昇るときと日が沈む時に、聖なるガンガーと太陽スリヤに向かってお祈りをします。

Gangapuja

死んだあと、ガンガーに流されることがヒンドゥの夢でもあります。
源流からベンガル湾にそそぐまでの長い長い距離、毎日どれだけの人が川に祈りを捧げていることか。

そんなガンガーですが、これだけの信仰の対象であるわりに、けっこう無下に扱われています。

ヒマラヤに登って行く途中、数年前まで村だったところが、巨大なダムに沈みました。
水力発電のためです。
手入れされた段々畑だったところが水に沈み、聖なるガンガーが、人間の手でコントロールされています。

わたしがいつも滞在するヒマラヤのアシュラムの上流にも、ダムがあります。
そのさらに上流にはガンガーが湧き出す聖地ガンゴートリとゴームクがあるのに。
ガンガーの水を、トンネルの中を通すような計画もあるようで、巨大なトンネル建設中。
あんなに信仰している神の川なのに、そんなことしていいの?

そして、日本のダムのように、放流する前にサイレンを流して下流で暮らす人に知らせるなんてこともありません。
川で洗濯をしていたら、いきなり水量が増えて流されてしまう人があとを絶たないようです。

わたしも実際に水量が増えるところを見ました。
岩の上でガンガープジャ(儀式)をやってもらい、終わってアシュラムに戻って川を見下ろしたら、さっきまでいた岩が水の下に沈んでいました。
雨が降ったとかそういうのじゃありません。明らかに、上流のダムで放流してます。
何でサイレン鳴らさないのかわからないな。

インドってどんな国だろう?世界経済のネタ帳を見た。
面積は世界8位。広いです。
人口は世界2位。1位は中国ですよね♪
GDPは世界12位!経済発展してます。
お、でも一人当たりのGDPは143位だって・・・。
人口密度は14位。180か国中です。日本より人口密度が高かったのね・・・。
確かに都市部の人口密度はすごいし、ヒマラヤまで行っても人がいっぱいいます。

そうかあ。インドは一人あたりのGDPが1000ドルちょっと。世界の富豪にインド人が4人入ったというニュースを見た記憶があるけど、やっぱりすごい偏り具合です。

そして、今年は異常気象のせいもあり、食料がすごく値上がりしているそうです。
スワミジに、どのくらい値上がりしているのか聞いてみました。
去年1キロ20ルピーだったオクラが、今年は1キロ80ルピーになったとのこと。
野菜が買えない人もいるだろうなあ・・・

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2009年10月28日 (水)

インド旅行記5 ゴパールさん

うちの家には、神棚も仏壇もないのに・・・
ゴパールさんがいます。

Gopalji

ゴパールさんは、クリシュナ神の子供のときの名前だとわたしは聞いているのですが、なんか記憶があやふやになっちゃった。でもとにかく、クリシュナさんと同じ系列の神さまです。
よくスワミジのアシュラムのサットサンガでも、ゴヴィンダ・ジャヤジャヤ ♪ ゴパーラ・ジャヤジャヤ ♪ と言って歌います。ゴヴィンダもゴパーラも、たぶんクリシュナさんの子供のときの名前・・・だと思います。

というわけで、ゴヴィンダさんとゴパーラさん、ゴパールさんは同一人物、というか同一神さま。牧神だそうです。牛飼いの家に生まれて、牛が大好きだったそうで、クリシュナ神の生誕地ブリンダーバンに行くと、牛が大変大事にされています。

毎回インドへグループ旅行をするとき、みんなが帰った後、スワミジのお供で向かうのが、この聖地ブリンダーバンです。

ブリンダーバンでは、ハリオーム!とスワミジ式に挨拶してはいけません。
なぜならここはクリシュナ信仰=ヴィシュヌ信仰の地だからです。
ご挨拶はラデラデ~と言います。
あんまり男性的な感じで言ってはいけません。
優しく女性っぽく「ラデラデ~」とご挨拶です。

スワミジは、ブリンダーバンに行くと必ず、
「ハリオームと言うんじゃないよ、ラデラデだからね。間違えないように。」
と、わたしに注意をされるのですが、
間違えて「ハリオーム!」と挨拶をするのはスワミジです。
「ハリオーム!」と言ってから打ち消すように
「ラデラデ~」と言いなおしているのを、何度も目撃しました。

ブリンダーバンのお寺でお世話になって過ごしていましたが、最後の日にお寺の司祭さんの一家からスワミジにプレゼントの箱が渡されました。

その中に入っていたのがこのゴパールさんです。手のひらサイズ。

みんなで、すばらしい、うつくしいゴパールさんだ。とってもめずらしい。すごい。と言っていますが、わたしには違いがよくわかりません。
ぼーっと聞いていたら、いつの間にやらゴパールさんがわたしのところにやってくることになっていました。

「日本に連れて帰って、ananda君の家で大切にお世話しなさい。」

絶対無理です!面倒見られません!!と言って何度も断ったのですが、インドを離れる日にわたしの荷物の中にゴパールさんを入れられてしまいました。

「毎朝沐浴と着替えをさせて、チャイをあげて、菜食の食べものをお供えしなさい。それから、撫でたり話しかけたりしていいよ。旅行に行く時は連れて行ってね。」

と、着替えのドレスを4枚、王冠やアクセサリーも、何種類も渡されました。

それ以来、スワミジと電話で話すたびに、
「ゴパールさんは生きてるか?ごはんもあげてる?」
とチェックが入ります。

なんとなく、仏壇にお供えをするような感覚で、毎日お茶を入れた時やごはんを炊いた時にお供えしてますが・・・生きてるかどうかは何とも???です。

スワミジからときどき指示が入ります。
「そろそろ寒くなってきたからセーターを着せてあげて。」

今度インドに行ったらゴパールさん用にセーター買わなきゃ。←ちゃんと売ってるらしい。


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2009年10月22日 (木)

日立ってすごい会社。

スワミ・チェータンジが日本に滞在中、ヒマラヤの学校の隣にあるアシュラムからメールがありました。

「アシュラムで使っている日本製の掃除機の布製フィルターが破れたので買ってきてください。」

・・・・・一瞬、めんどうな依頼だなあ、と思っちゃいましたが(←忙しかったんです)、スワミジは、隣のアシュラムの老スワミジをとっても尊敬しておられます。わたしに「何とか探してあげてほしい」と頼まれました。

ハイハイ!、と気軽に返事したわたしでしたが、メールに添付されてきた掃除機の写真を見てちょっと絶句しました。

どう見ても、めちゃくちゃ古い。
業務用の筒型タイプの掃除機だけど、HITACHIと書かれたロゴからして、昭和のにおいがプンプンします。

破れちゃったフィルターの写真と、掃除機の型番号も付いていたので、ネットで検索してみたけど、予想通り、ぜーんぜん情報がありませんでした。

そこで日立のお客様サービスセンターに電話しました。

対応してくれたおねえさんが、型番を調べてみたところ、資料がまったく見当たらないとか。おそらく30年以上前の掃除機だそうです。資料もないくらいだから、当然フィルターも見つかりません。

でも、インドの山奥で、30年以上(!)使われてきた日立の掃除機が、フィルターが破れただけで大型ゴミになっちゃいます。これは一大事。

フィルターの枠の部分は壊れてないから、フィルター用の布だけでももらえない?と聞いてみましたが、商品の資料がないとサイズもわからないし、むずかしいそうです。

仕方なく一度電話を切りましたが、その後また電話がかかってきました。

今度は年配の男性です。

購入場所などを聞かれたので、実は人から頼まれたもので、海外で使っている掃除機なのです、と説明しました。すると、男性はいろいろ調べてくれたらしく、数時間後には、この掃除機が30年以上前の海外向け製品であることが判明、だから、日本の日立には資料が無かったらしいのです。

つきとめてくれた担当者の方は、この型に合うフィルターを探してみるけれど、何しろ古いのであるかどうかわかりません、と言われたのですが・・・

数日後、フィルターが見つかったと連絡をいただきました!!びっくりです。

さっそくお願いして、宅配便で送ってもらいました。代金は2500円程度。

すごいなあ、30年以上前に海外で売った掃除機のフィルターが、ちゃんとウチに届くなんて。

スワミジの荷物と一緒にインドまで行ったフィルターは、ヒマラヤの山奥のお寺で、30年前の日立の掃除機にちゃんとはめ込まれ、掃除機は今も使われています。

持ち主もとっても喜んだそうで、MADE IN JAPANはさすがだ、とみんな感心していたとスワミジから報告がありました。

そうですよねえ、電圧が不安定なインドでは、電化製品がすぐに壊れます。
アイロンなんて、ほとんど消耗品です。

電球もすぐに寿命が来てしまうし、スワミジの学校でも、プロジェクターやパソコンなどの大事な電化製品は全部、電圧を一定に保つステビライザーと、変圧器につないで使っています。

そんな環境で、30年以上も使える掃除機なんて、きっと日本製くらいですよね~。

日本製品って本当にすごい。そして日立はすばらしい会社。

わたしが作った掃除機でもなんでもないけれど、誇らしい気持ちになりました。

今度買うのは日立にしよう♪

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2009年10月20日 (火)

インドに問合せ

12月にはまたインド行き♪

小さなグループの引率をします。

引率って言っても、わたしも一緒に旅行を楽しむんですけどね。

メンバーがなかなか決まらず、行くの行かないのとゴタゴタしましたが、いざ行くと決まってしまえばほんとに楽しみです。

Arti_2

ハリドワールでプジャ、デリーのアシュラムの朝食、お寺見学に学校で過ごす時間、
そしてクリシュ君にも会えるしheart04

Gakkou3

さて、旅行中、みんなを連れて行きたいと思っている市場があるので、そこの定休日があるのかなあ・・・と思って、問合せをして見ました。

いまどきインターネットという便利なものがあるから、電話番号がすぐにわかるんですよね。定休日は書いてなかったけど。

そしてわたしが使っているインドへの国際電話プリペイドカードは、日本からインドへの通話が1分7円くらいで話せるので、かなり気軽に電話ができるのです。

さっそく調べた番号に電話をすると、すぐにおじさんが出ました。

「12月にお休みはありますか?」と聞くと、

「今日は開いてるよ。日曜はオープンだ。」

「そうじゃなくて12月は休みの日がある?」と私。

「今日来るのか?」

「いや、今日じゃなくて12月のお休みを聞いてるの!」イラ~っ!

「1月の26日は休みだよ」

「・・・で、12月は?」だんだん疲れてきた。

「12月はずっと開いてる。月曜から日曜まで営業してるよ。
どこから電話してるの?」

「日本から。」

「ホッホー!ジャパニーか?それで今日来るのか?」

思わず吹き出してしまいました。もう負けた~。

「12月に行くの!今日本にいるから今日は行けないの!」

「おーそうか、イエスイエス、もし今日来たって歓迎だよ♪」

めっちゃ楽しそう。わたしもつられてアハハ!と笑ってしまいました。

しかし。
毎回デリーのアシュラムに滞在許可を申請するとき、似たような「かみ合わないやり取り」があるのだけれど、あれはアシュラムの受付おばちゃんだけじゃなかったんだ・・・だれと話してもかみ合わないんだ・・・何で???

このかみ合わなさを、笑って楽しめるようになったらわたしも一歩前進かも。

まあ今回の問合せくらいなら、笑って終わりになるのだけれど・・・
宿泊の予約となると話は別。

今年の4月の旅でも、宿泊先のアシュラムとさんざんメールと電話でかみ合わないやり取りをし、やっとのことで予約確認をして現地に行ったのに、夜に事務所に呼び出されて言われた。

「あなたのグループは滞在許可が出てないわよ。」

な、なに言ってるですか?!しかも今頃!

「でも滞在許可と予約確認のメールをもらいましたよ。」と主張してみる。

そして言われたのが「そのメール見せてちょうだい。」

・・・・・何ゆうてんねん、パソコン持ってきてないのにどうやってメール見せんねん!

と言い返したいところですが、

その時はなんと、日本を出る直前にスワミジに言われたのです。

「アシュラムとのメールのやり取りをすべてプリントアウトして持ってきなさい。」

スワミジ、何が起こるかわかってたのかしら?

よっしゃ!と勝ち誇った気分でメール一式を取り出し、机の上に出しました。

「ほら、ここに許可が出て、予約確定と書いてありますよ。メールに署名している○○さんに聞いてください。」

と言ったとたんにおばちゃんが「OK、予約は取れてるわ。」

あっさり非を認めました。
続けて

「○○はわたしの名前よ。予約を台帳に記入し忘れたのね。」

・・・謝らんかい!

事務所を出るとき、ぜったい謝らないと思っていたおばちゃんが謝った・・・
うっかり感動しちゃいました。

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2009年10月19日 (月)

ディワリ

一昨日17日は、インドではディワリという光のお祭りの日でした。
ヒマラヤのアシュラムも、たくさんのろうそくをともしてライトアップしたそうです。
辺りの村は夜はまっ暗闇だから、ほんとに灯りがきれいでしょうね。
一度見てみたいけど、毎年この時期はインドに行けず。

インドからもHAPPY DIWALIのメールが何通も届きました。
色の祭り水の祭り光の祭り、それにそれぞれの神さまの祭り、
いろんな祭りがあって年中忙しいインドです。

こんなとき、スワミジが学校やアシュラムの様子を写真に撮って
送ってくださるのですが、
なんと今回日本からインドに帰り、デリーでほんの少し目を離したすきに、
車の窓ガラスを割られてカメラを盗まれたそう。
残念です。。。
せっかくヒマラヤに帰ったら、犬のクリシュ君の写真を送ってくださいと
お願いしていたのに!カメラがなきゃ写真が撮れない。
それに、京都ワークショップの写真のデータも一緒に盗まれてしまいました。
悲しいなあ・・・。

Cimg4146

2か月もスワミジと離れ離れだったクリシュ君は、
スワミジがヒマラヤに帰ったらぴょんぴょんと飛び上がって喜んだそうです。
なぜかスワミジがお土産に持って帰ったうどん(乾麺)。
ゆでてあげると、お皿に飛びついて食べたそうです。
クリシュ君、スパゲティとか麺類に目がないらしい。
小麦粉だったら毎日チャパティを食べてるのに、何がいいんですかねえ?

Cimg4163

今では毎日、朝夕のガンガープジャ(ガンジスへの祈りの儀式)に参加しているクリシュ君は、
たまにプジャの初めのホラ貝の音に反応してワオーンと吠えてしまうらしく、
みんなが吹き出してプジャにならないそうです。
そういう時は追い出されてしまいます。
ホラ貝もパオーンといい音しますからね。気持ちはわかる。

わたしが春にヒマラヤに滞在していた時も、
クリシュ君は必ずプジャに参列。
みんなと一緒にガンジス河を見つめていました。
アシュラムで生まれて暮らす不思議な犬です。

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2009年10月10日 (土)

インド旅行記5 危険はあらゆるところに。

いきなり思い出してインド旅行記5に戻りますが・・・

4月にヒマラヤへ旅したヨガのお仲間をデリーで見送った後、
インド女性の友人とともに聖地ブリンダーバンに行き、
そして今度はこの彼女もいっしょにまたヒマラヤへと戻りました。
道中ずっと同室です。

ヒマラヤへの途中一泊したところで、
夜にシャワーを浴びていたところ、
なんだか肌がピリピリするのに気が付きました。
ん??なんか水が変?と思いつつ引き続きシャワー。
そして水を止めようとして蛇口にさわると、ビリリ!とします。
もう一度水を出して触ってみると、やっぱりピリピリ。
なんじゃろな~と不思議に思いつつ、
シャワーを終えてバスルームから出ました。
ベッドに寝転がっていた友に、
「ねえ、ここの水びりびりするよ、蛇口もビリっとしてた。」と言いました。
すると彼女が血相を変えて、
「それ漏電じゃないの?!anandaちゃんよく平気でシャワーしてたわね・・・」
というのを聞いて、やっと気がついたのでした。あれ電気だわ。
初めての経験だったので思いつかなかった。
しかし、まさか蛇口から電気が出てるわけじゃあるまいし、
どこか壁の中で電線がネズミにかじられるか何かで切れて、
それが水道のパイプに触っていたのかも。

弱い電流だったからよかったけど、
お風呂場で漏電なんて笑いごとではありません。
インドの電圧は日本(100V)と違って220V、
一度間違えて日本の携帯を充電しようとコンセントに差し込んだところ、
ボッと火をふいたほどです。
電圧が高いからって電流も多いのかは知らないけど、
どっちにしてもヘタしたら死ぬやん!

幸運・悪運と、それに偶然が重なって、
わたしは今、無事に生きているんだなあ。

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2009年8月 3日 (月)

スワミジ来日!

スワミ・チェータン先生が無事日本に到着されました♪

Photo

ヒマラヤ旅の仲間、Yさんが成田までお迎えに行ってくださいました。
遠くからはるばる、
しかも朝到着の便で新幹線の始発では間に合わなかったため、
夜行バスで!!!
写真はスワミジのみですが、このとき司祭さんのドルーブ君は、
スワミジが先に荷物を全部持って出てきてしまったのを知らず、
ターンテーブルの前で荷物が出てくるのをじーっと待ってたそうです。
スワミジはいったん外に出てしまったので、戻って呼びに行くこともできず、
しかたなく放送で呼び出し・・・。
スワミジ、先に行くときは一声かけてくださいよ~。

わたしはスワミジの滞在先、信州へ先回りしてお出迎えしました。
今年は日本中雨だらけ、信州も例外ではなく、
まったく信州らしくない蒸し暑さでした。驚いた。

Photo_2

夜には歓迎パーティも。
ちなみに私は懐かしいカヤック仲間との飲み会があり、
パーティは欠席。
「犬と会話ができたおじさん@穂高」に絡み酒でした。
クリシュ君がどんなにかわいいか、
延々と話していたような気がします・・・お酒はほどほどに。
最近あまりお酒を飲まないせいで、
久しぶりのお酒にすっかり飲まれちゃいました。

Rambabakrish

クリシュ君noteランババと共に。
ランババはヒマラヤのアシュラムに住むおじいさんスワミです。
こんなピュアな笑顔のおじいさんは滅多に見かけません。
失礼ながら「かわい~!」をヒマラヤの旅のメンバーみんなで連発してしまいました。
クリシュ君もベローンと甘えています。

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2009年7月27日 (月)

インド旅行記5 村の神様

いちいち間が開きますが、インド旅行記です。

ヒマラヤに滞在している間、毎回一度は必ず村のお寺にお散歩に行きます。
近辺では、村というか、集落のような小さな範囲にひとつ、必ずお寺があります。たいていは村のいちばん高くて見晴らしのいいところに作られています。

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方向音痴なわたしは、小さな村なのに、何回行ってもお寺の場所が覚えられず、途中遊んでいる村の子供に「マンディル(お寺)?」と聞きながらやっとのことで辿り着きます。これがたいていわたしが滞在しているスワミ・チェータンジのアシュラムの学校の生徒だったりします。制服を脱ぐと誰が誰だかわからなくなるのですが、あちらは当然学校によくいる日本人ということで覚えているので、丁寧に挨拶してくれたりして、ちょっと恥ずかしいです。

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さて、今回は一緒に滞在したみんなでお寺までお散歩に行きました。わたしたちがお寺についた時、ちょうど神様がお神輿に乗って運ばれてきました。「ちょうど神さまが来たよ!」という説明を聞いて、やっと気がついた・・・今まで何度もお参りしていたのに、神様はそのお寺にいたことなかったのでした!
というのも、村の神様というのは、各村に一人、というか一神様いるわけではないらしいのです。あちこちの村にあるお寺を年がら年中移動しているそうです。この日はお神輿に乗せられて、学校のそばのお寺にやってきたというわけ。

その後、この神様は聖地ガンゴトリのお寺開きにはちゃんとガンゴトリまでお神輿で担がれていき、数日後には帰ってきました。

帰ってきたときの様子。

まず太鼓がドコドコならしながら先導。

Cimg4070

後ろからお神輿に乗った神様と、村の人たちがついてきます。

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そして村へ登る道を先に進んだところにはラッパ吹きがいて、
ラッパを激しく吹き鳴らして神様を呼んでいるようです。

でもこのお神輿、なかなかまっすぐ進まなくて、前に進んだかと思ったらヨロヨロと後ろへ行き、崖っぷちへふらふらと行ったと思ったら、ガンジス川の谷底にぐらりと傾きます。めっちゃ危ないです。道路に戻ったらまたくるくると回り出します。

すると、太鼓とラッパの音がますます激しくなって、神様と争うような音色になるんです。

音に引き寄せられるように、お神輿は村へ登る小道を登り始めます。

Cimg4079

村の人たちも登って行きます。

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スワミジの説明によると、お神輿を担いでる人たちが自分の意思で動かしているのではなくて、神様がお寺に帰りたがらなかったりガンジスに行きたがったり、踊りたがったりするので、担ぎ手の人たちは必死で支えているのだそうです。
嫌がる神様をなだめすかして、お寺に誘導します。
みんな真剣です。
何で神様はお寺に行くのがいやなん?とか、そういう話にはならないらしい。
インドの神様はわがままだったり、嫉妬深かったり、残酷だったりします。

おもしろいなあ。

インドは行くたびに新しい魅力を発見。
新しい驚きも発見しますけど。
インドの好きなところ。いろいろあります。
もっとも好きなのは、動物が人間と街の中でも村の中でも、ところかまわず共存しているところです。

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牛も、猿も。
昼間は労働で酷使されているロバだって、夕方になったら自由になります。
勝手にうろついて草を食べてます。
昼間だって仕事がない時は河原をぶらぶらしていたりします。

クリシュ君だって自由です。

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いつでも好きな時にひょいっと塀を飛び越えて、出かけていきます。
1分で帰ってきますけど・・・。
犬ってつながれてないと、 脱走しないもんなのね。

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2009年7月23日 (木)

ヴィヴェーカナンダ像

ヒマラヤの学校に、アーティストが来ました。
スワミ・チェータン先生のアシュラムにしばらく滞在して、スワミジの敬愛するヴィヴェーカナンダさんの像を作ってくれたそうです。

Statue

すごい!立派なヴィヴェーカナンダ像♪なんだか二宮金次郎を思い出すぞ。
二宮金次郎といえば小学生の頃、同じ学校に通っていたわたしの兄が、ある日職員室の前に立たされてた・・・担任がニコニコしながら教えてくれました。「あんたの兄ちゃん、二宮金次郎の頭に弁当のおかずのハム載せてマヨネーズまでかけたんやで!」 教えてくれなくていいです、余計なお世話だ。

さて、この芸術家が作業をしている間、クリシュ君はずーっとそばにくっついて作業を見守っていたそうで、スワミジは「クリシュは芸術に興味があるらしい。変わった犬だ」と感心していたほど。

Artist

見守っているというか・・・へばりついてます。
最近のクリシュ君はすぐに人になつき、あまりアシュラムの警備にもならないそうです。ドーベルマンなのに。

芸術家氏が作品を完成し、アシュラムから去る時、クリシュ君がさびしかろうと犬のぬいぐるみをプレゼントしてくれたそうで、それ以来クリシュ君はぬいぐるみのワンコに夢中。

Krish_friend

なんちゅう優しい顔をしているの?ぬいぐるみに向かって・・・。
いつも寄り添って、時々そーっと足で触ったり、しっぽを口にくわえたりしているそうです。

Krish_friend2

クリシュ君、本物の犬友達作った方がいいよ~。

その後、学校ではヴィヴェーカナンダ像の完成式典が行われ、テレビや新聞の記者が大勢やってきたそうです。芸術家氏は有名な人だったのかな?とにかく学校はいつも賑やかで楽しそう。写真は式典の準備中です。

Celemony

そのほか、近隣の学校の生徒たちがやってきて、スワミジが音楽と芸術のワークショップをやったそうです。

Workshop

山の中の学校ですが、立派に地域の文化施設としての役割を果たしています。日本だと美術館などでいろんな美術ワークショップがありますけれど。こういった催しの一つ一つ、スワミジの洗練されたセンスがうかがえるところです。

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2009年7月 4日 (土)

インド旅行記5 ヒマラヤの学校

旅行記がちっとも進んでませんが・・・
旅行ことはよく思い出しているのですが、一人でこっそり思い出にひたってます♪
ガンジス川の流れる音を聞きながら、アシュラムの庭で飲んだチャイ。
みんなが毎日ガンジス川で沐浴・・・というか泳いでいる姿も思い出します。

デリーからハリドワールへ行き、
そのあとはヒマラヤに移動、ウッタルカシ近くの村で過ごしました。

アシュラムの近くの集落をお散歩。

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途中の水車小屋では、誰もいない小屋の中で石臼がぐーるぐると回り、小麦粉が作られていました。粉を味見してみたら、甘くておいしかった!

ヒマラヤの学校は、去年いた大きい子たちが卒業してオチビサンがたくさん入学。

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 Gakkou2_2

子供はみんなほんとに元気で、表現が豊か。
おなかが痛くなった子は眉毛をハの字にして目を潤ませているし、
まだ小さくてウチに帰りたい子は身も世もく泣き続けてるし、
みんなで校庭で遊んでいるときは大騒。、
競争をしたら、走ってる子も応援してる子も、
何もかも忘れて大興奮です。

内に秘めた思いとか・・・無いかも。
「楽しむ」ということについて何も迷いも戸惑いもありません。
体が動きだし、顔は笑顔になり、嬌声が勝手に出てくるという感じです。
まわりの空気を読むなんて、必要があるとは思えない。

ときどきインドの人が自分勝手に動くので戸惑うことがあるけれど、
その分わたしだって自分勝手にしてもいいのですよね。
その点みんな寛容です。
わたしが日本式に気を使ってしまって、
インドに人からしてみれば意味不明な行動に出てしまうことがあっても、
それもまたノープロブレムです。
こうするべきだ、そんなことするべきじゃない、というのが、
些細なところではあまり無いような感じがします。

わたしたちの旅行中はベジの料理人・セモワールさんが専属ついて、
日本人がおなかを壊さないように、
毎日おいしい食事や、チャイとおやつを作ってくれていました。

Cooking

毎日のお茶の時間は決まってますが、
チャイが飲みたくなったら、
野外にガスボンベを持ち出して下ごしらえ中のセモワールさんのところに行って、
「チャイ」と言ったら作ってくれます。
忙しいんじゃないかとか、
チャイの時間じゃないから頼んじゃいけないかとか、
そんな気づかいはぜーんぜん必要なし。
飲みたくなったら「飲みたい!」と言います。

もちろん無理な要求だった場合はそのまま聞き流されます・・・。
反対に、わたしが何か頼まれても、
聞き流したってかまわないわけです。
気楽だ~。

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