2010年4月17日 (土)

ヒマラヤの旅6 ヒマラヤで運動会

昨年11月末のヒマラヤツアー。
ヒマラヤの学校では、運動会がありました。

日本でもおなじみのパン食い競争。
ぶら下がっているのは、インドのとっても甘い揚げ菓子です。

Undoukai

みんなけっこう不器用で・・・なかなかうまく口に入りません。
このお菓子、先生たちは「ミターイー」と呼んでいたけど、
確かミターイーは「甘いもの」という意味だから、
固有名詞ではないですね。
ジュレビーとかいう名前のお菓子だったような気がします。
わたしは元々甘いものがあまり好きではなくて、
インドの激甘菓子を食べさせられるのは、
毎度なにかの罰としか思えないんですが・・・
このジュレビー、ジェルビーだったかな?これだけはちょっとおいしかったです。
ただし、精製バターのギーで揚げて、砂糖にどっぷり漬けてあるので、
調子に乗って食べると胸やけします。

Undoukai2

綱引きもやってます。
これはもう、生徒はもちろん先生も、応援するスワミジたちも、
なぜか大興奮でした。
いつも静かに座っている老スワミが立ち上がり、
それ行け!それ行け!とばかりに
飛び上がって応援しているのがおかしかったです。

Undoukai4

それから日本人ゲスト&インド人先生で、椅子取りゲーム。

Undoukai5

なんかめちゃくちゃになってます・・・。
大盛り上がりの運動会でした。

いつか、日本の小学生がここに遊びに来てくれたら、
おもしろいだろうなあ。
インドの子供の屈託なさと、
日本の子供の秩序ある感じと、
両方が混じり合うといいのに!

さて、ヒマラヤの学校では、5月8日が創立記念の式典です。
前に勘違いして5月12日と書いていましたが、毎年8日なんです。
この日に合わせて、デリーやハリドワールからも、ゲストがやってきます。
ハリドワールのスワミジ達も、
それからウッタルカシ周辺のスワミジ達も、
式典の核になるバンダーラという儀式のために、
やってきてくださいます。

100人のスワミジ達が集まって行われるこの学校のバンダーラは、
わたしが今まで見た中で最も美しいもののひとつ。
ものというか、美しい時間・空間です。
去年のバンダーラに参加したとき、
儀式の後で、スワミの一人から「とてもいい気分でしょう?」と聞かれ、
ほんとにその通り、晴れ晴れとした気持ち、と思いました。
今年も行きたい。でもさすがにちょっと、インドまでは行けないな、
と思っているのだけれど、
インドからはしきりにお誘いがかかります。
デリーから6日にヒマラヤに向けて出発するから、
それに合流したらどう?と。
心惹かれます。。。

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2010年4月 1日 (木)

インド旅行記6 ヒマラヤコンサート

さて、突然時間が戻ってインド旅行記の続きです。

続きというか、ポツンポツンと思いだしたことを書いています。

わたしたちがヒマラヤまで訪ねて行ったスワミ・チェータン師は、
ヒンドゥのお坊様でありますが、
「坊さん」と聞いて思い浮かぶようなおじいさんな感じではなく、
まだ30代と若いこともあり、新しいタイプのお坊さんと言えるでしょう。
こちらの方の日記に書かれている説明が、うまく表現しているなあ、と思います。
http://www.gallery-rin.com/blog/archives/2009/05/post_24.html

スワミジは学生時代に芸術を学んでいたので、
そしてインド古典楽器のタブラ奏者でもあるため、
普段ならアシュラムにはあまり縁がなさそうな芸術家・音楽家の方々が、
ゲストとしてやってこられることも多いです。

日本からわたしたちがスワミジを訪ねて行ったときに、
「スーフィーの歌手」であるというスワミジのお知り合いが訪ねてこられて、
急きょアシュラムの小さなホールでコンサートを開くことになりました。

Music

右に座るスーフィー・シンガーの男性の歌に合わせて、
即興でスワミジのタブラがたたかれます。
心が少し乱されてぞくぞくとするような、
とても抒情的な音楽でした。

ところでスーフィーというのが何であるか、
わたしは知らなかったのですが、
ちょっと調べると、スーフィズムというイスラムの神秘主義の一派であると書かれています。
でも、スワミジに聞いてみたら、イスラムだけのものじゃないよ、とのこと。
歌っている人もカシミールのヒンドゥです。
スーフィーの音楽は、神さまに近づき、神を感じるために、
ひたすら神に関することを歌っているもののようです。

なんだかインドのいろんなものを、
身近に見せていただく機会に恵まれるのですが、
わたしはそれのなんたるかをまったく知らず、
ただスーフィーを音楽として、肌で感じるだけ。
ラムナムを、バウルを、空気のように肌で感じて、
でもその理屈というものを知らずにいます。

これはこれで、幸せかもしれない。
だれかに聞かれたときに説明できないのは困るけど・・・。

ところで、このコンサート、どこでどうやってそうなったのか、
地元ウッタルカシのテレビ局が取材にやってきました。
聴衆はアシュラムのスワミ達3人+わたしたち日本人の小さなグループだけ。
コンサートの合間に、取材班からのインタビューが始りました。
まずはスーフィー・シンガーさん。
そのあとに、タブラを演奏していたスワミジ。
そして毎度ながらのいやな予感・・・
わたしにもカメラに向かって意見を言えと。
意見なんかありませんよー!

しかもその時、わたしは鼻カゼをひいており、
くしゃみと鼻水でズールズルでした。
話をしようにもその合間に鼻ミズが・・・汚い話ですみません。
とにかくずっとタオルで鼻を押さえている状態だったのをいいことに、
旅仲間で英語が達者なKさんにその仕事を押し付けました!
だまって引き受けてくださったKさんに、感謝感激です。

人前に立つのが大の苦手ですが、
その苦手は克服しなければならん!とばかり、
スワミジは機会を見つけては、わたしを大勢の人の前に立たせます。
ホントはもっと子供のときに訓練するべきだったそうです。
なにか人に伝えられるようなものを自分の中に持っていても、
マイクの前に立ったら上がってしまって何も言えないようでは、
伝わるものも伝わらなくなります。

そんな理由もあり、ヒマラヤの学校では、
子供たちが日替わりで、朝礼のときにマイクの前に立ち、
クイズを出したり発表をしたりします。
こういうのは「慣れ」だそうです。

Gakkou4_2

Gakkou5

いつかわたしは、平気で人前に立てるようになるのかな。
生徒たちが、少しうらやましい。

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2010年3月11日 (木)

ヒマラヤの旅6 ヒマラヤ犬・ボレ君

ヒマラヤのアシュラムを守ってくれていたクリシュ君がいなくなった後、
アシュラムは急にシーンと静かになりました。
だれかが敷地に近づいたら、必ずクリシュ君が唸って知らせてくれていたので、
無意識のうちに安心していたんですね。
それが、いなくなってみると、本を読んでいたら、
急にだれかが戸口に現われるという感じで、
それが知らない人だったりするとギョッとしてしまいます。
なんとなく安心できなくて、いつも神経をとがらせていいました。

ウッタルカシの付近は特に治安の悪い地域ではありませんが、
それでも殺人事件の話は聞きます。
今のところ歩いていて怖い思いをしたことはないけれど、
日本のような安全さはもちろんありません。
夕方になれば乗合タクシーだって、女性が利用するのは難しくなります。

Krish5

クリシュ君がいるといないとでは大違いです。
何しろ今までアシュラムに足を踏み入れなかった見知らぬ人たちが、
何かの拍子に入ってくるのです。
スワミジがいれば用事がなければ入ってこないのに。
たとえスワミジが留守でも、クリシュ君がとなりに座っていてくれたら、
ちっとも怖くありませんでした。

さて、そんなクリシュ君が諸事情によりハリドワールに旅立ち、
わたしも日本に帰国した後、
アシュラムにヒマラヤ犬の仔犬がやってきました。
学校の先生が連れて来たそうです。

やってきたボレナート君生後二カ月?!でかいです。
アシュラムの老スワミにだっこされています。

Rambaba_bhole

ボレ君はヒマラヤの地元で羊飼いの人たちが、
セキュリティのために連れている種類の犬で、
わたしも成犬を何度か見たことがありますが、
毛がふさふさしていてとても立派な姿の犬でした。
めっちゃ強いらしいです。

Bhole

しかしまだ赤ちゃんのボレ君は、
アシュラムを訪ねてくるゲストのみなさんが、
メロメロになる可愛らしさだそうです。

Rambaba_bhole2

なぜかいつも抱っこされています。

ボレナートの意味はなんですか?とスワミジに訪ねたら、
「シヴァ神。」とのことでした。

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2010年3月 2日 (火)

ヒマラヤの旅6 サヨナラクリシュ君

ドーベルマンのクリシュ君。
2009年の12月のわたしのヒマラヤに滞在中に、
クリシュ君は生れ故郷のハリドワールに帰ることになりました。
いろんな事情が重なって、ハリドワールに行かなきゃいけなくなったんです。
突然の別れにわたしは泣きに泣きましたが、クリシュ君は案外ケロリ・・・
ウキウキ(してるように見えた)でトラックに乗せられて、
おやつ をいっぱいもらって大興奮で旅に出ていきました。涙。

Kurish

お別れの前日、わたしから一時も離れないクリシュ君。
頭を撫でる手を止めると、こっちをじっと見つめます。

Krish2

甘えてすり寄ってきます。
毎日クリシュ君にご飯を上げていた老スワミのランババの目にも涙。
ハリドワールでは幸せに暮らしているそうです。

さて、日本にいると、滅多に動物が自分の意志で好きなように動いているところを見ることがありません。
インドにいると犬、牛、ラバ、猿などなど、自由にうろついてるのをあちこちで見かけます。もちろんつながれていたり仕事をさせられているときもあるけれど、ずっとつながれたままの動物なんてあんまりいないと思います。

ヒマラヤのアシュラムにいたドーベルマンのクリシュ君は、つながれていなかったけど決して敷地から出ていこうとしませんでした。
出てもアシュラムが見えるところまでしか行きません。
一人でお散歩するのはお好きじゃないのね。

そのかわり、敷地内に入り込んでくる動物(人間も含めて)にはものすごく警戒していました。近づくものすべてを威嚇するので、猿や牛どころか、小鳥もアシュラムに近づきません。
アシュラム内は、クリシュ君の検問を受けずには誰も入ってくることがなかったので、ある意味完全な安全地帯でした。

それなのに、クリシュ君の旅立ちの前日、突然サルがアシュラムに近づき、塀の上に座り始めました。まるでクリシュ君がいなくなるのを知ってるみたいです。

それから、数か月に一度ふらっとクリシュ君に会いに来る白い野良犬が、この日突然やってきました。
この犬は体は小さいけれど、でかいクリシュ君を完全に支配下に置いています。クリシュ君は一生懸命体を伏せて、遊んで♪とお願いしているけれど、完全無視。

Krish3

堂々とクリシュ君のお皿から水を飲み、おもちゃを取り上げてかじります。
他の動物には強気なクリシュ君がなぜかこの犬には弱腰。
ちっちゃいのに、高いところに立ってクリシュ君を見下ろします。
これを見てると、上下関係っていうのは体の大小や腕力じゃなくて、
「気力」なんだなあ!って実感します。

Krish4

突然やってきたこの犬も、クリシュ君にお別れを言いに来たとしか思えませんでした。
動物って案外いろんなことを理解してるのかもなあ。

 

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2010年2月19日 (金)

インド旅行記6 聖地ヴリンダーバン

前回の日記からもう18日も経っていた!人から指摘されて気がつきました。
何しろやたらと旅に出ていまして、ほとんどウチにおりませんでした。
なんて書くとどんな生活してるのかと不思議な感じですが、
実際は不思議でもなんでもない生活です♪

さて、またまた時系列がばらばらなインド旅行記です。

このところインドに行くたびに恒例になっている聖地ブリンダーバン巡礼に、
今回もまた行ってきました。
ヴリンダーバンは、クリシュナが幼少期を過ごした場所です。
小さいですが、古い町並みが残っていて、
中心部の入り組んだ細い道には車が入ることができません。

Cimg5876

滞在中お世話をしてくれるのは、町の中心にあるクリシュナ寺の司祭さんたち。
このお寺は毎日入りきれないほどの人が集まり、
朝と夕方のプジャ(儀式)の時間には神さまに向かってみんなトランス状態。
ギュウギュウ詰めの中で神さまを一目見た人たちが涙を流します。

Vtemple

そして宿泊はベンガル系のお宅にお世話になりました。

Bengorihosuse

ヴリンダーバンはベンガル人が多いらしく、
多くのアシュラムでベンガルの伝統が守られていたりします。
ベンガル語でキルタンを歌うアシュラムをいくつも見かけました。

クリシュナ信仰はバクティ的なものであるらしく、
ひたすらキルタン(讃歌)を歌って踊って神さまの名前を唱えて、
お寺ではみんな我を忘れて神さまに愛を捧げて夢中になります。
哲学を重んじるシヴァ信仰の雰囲気とは全く違っています。

そして何度も通ってやっと少しわかってきたのは、
ヴリンダーバンでは特に、クリシュナの奥さん「ラーダ」信仰が強いらしいこと。
奥さんといっても、人間の夫婦関係とはまた違った象徴的な意味であるようで、
最愛の神さまクリシュナのパートナーになるにふさわしい女性である「ラーダ」の、
その神性を崇拝し、ラーダのようになりたいと願うそうです。
ラーダのようになることを願って、人々はごあいさつに「ラデラデ~」といいます。
それもどこか女性的に、優しく「ラデラデ~」。
わたしはスワミジのお供で、ほとんどアシュラム関係者にしか会わないので、
一般の人がどうなのかはわかりません。
でも少なくともわたしが会った人たちは、男性もみんな、
どこか女性的に優しい話し方、身のこなしです。

インドはあまり形にとらわれないものが多く、
何につけても全体像が見えにくいということがあります。
これが『カオスの国』インドの印象を作っていると思うのですが、
ほんとうに、神さまへのお参りの仕方をとっても、決まった作法がないみたいなのです。
日本では何にでも作法があって、そこから外れると、
自分が無作法な気がしてしまうもんですが・・・
観察していると、インドのお寺に来る人たちはみんな好きなようにやってます。
勝手にやってきてお寺に入ってくる外国人にも、
まったく気にしないというか、完全に受け入れていて、とても寛容。
これがまた、インドでも仏教徒は儀礼的だと聞いたことがあるのでちょっと不思議。
とにかく、シヴァ信仰はこう、クリシュナはこう、インド人はこんなふう、
という定義がどうもはっきりとない感じです。
信仰のことに限らず、情報収集がとっても難しい国だと思います。
どれが正しい情報なのか判断がつかない。

わたしがこの5年間でインドで出会った多くの人は、
当然スワミジ経由での関わりだから、ある一定の種類の人のはずです。
サドゥ、スワミ、プジャリ、アシュラム関係者ばかり。
それにしたって、今顔を思い浮かべてみても、みんなすんごいバラバラなキャラ・・・。
個性的とかいう言葉をいちいち使う気にもならないほど、
全員揃って均一な感じがなく、
日本人のわたしから見ると自由放題にしてるように見えるのでした。
比して日本人って驚くべき均質さ。

余談ですが、ヴリンダーバンでいつもわたしたちのお世話をしてくれるS氏は、
この町のメインのお寺のオーナー一族の司祭さんで、
彼は一目見ただけで人のことが分かるそうです。
予言する人としても知られているそうです。
人をちらりと見てすぐに、スワミジの耳元で何やらささやき始めます。
スワミジはすかさず、ささやきかえします。
さっとスワミジから離れるS氏。
「何を話してたんですが?」と気になって聞くと、
「S氏がananda君の未来を予言し始めたから、
さえぎって僕がS君の未来を語ってあげたら逃げて行ったよ。ふっふっふ。」

わたしの未来?勝手に予言すんな~!
それにしてもスワミジの予言返し、いったい何を言ったんでしょう?
逃げて行ったSさんの様子を思い出して吹き出してしまいました。
スワミジの絶妙な切り返し、いつも感心します。わたしもぜひ習得したい。

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2010年1月31日 (日)

インド旅行記6 ぬいぐるみ

今回の旅では、ヒマラヤの学校にぬいぐるみの寄付があり、
たくさんのぬいぐるみを持っていきました。
アシュラムの庭に並べると何だかいつもとぜんぜん違った雰囲気。
お坊さんたちも心なしか嬉しそう。

Nuigurumi3_2

先生たちが学校に寄付されたぬいぐるみの一部と一緒に記念写真。
楽しそうです。
このぬいぐるみは各教室に置かれて、みんなで一緒に遊んだり、
泣いてる子をあやすのに使われています。

Nuigurumi_3

それから旅の仲間のMさんが、イチゴのアメを生徒たちに持ってきてくださいました。
子供たちも大喜び♪

Ame_2

アメ持ってる人が子供じゃない・・・ヒゲ生えてます。
ぬいぐるみに囲まれてアメを手に持って、
いちばん嬉しそうだったアシュラムのおじいさんスワミ、ランババさんです。
クリシュ君も嬉しそうです。

Nuigurumi2_2

クリシュ君はこの後、ぬいぐるみは僕の!と主張していました。
もちろん却下されてがっかり。

Nuigurumi_krish_3

ひなたでだらけるクリシュ君。
普段はかなり神経質な犬なんですけどね・・・

Krish2_2

ある日、ダイニングのテーブルで、
ピスタチオを食べていたスワミジ達が去った後。
こんなのが残っていました。
クリシュ君のクリシュは、クリシュナ神のクリシュです。

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2010年1月28日 (木)

インド旅行記6 ラムナムへいく

さて、こないだの続き。

まずはラムナムについて。ラムナムの図です。

Ramnam2

これはわたしが自分の座っていた席から取った写真です。
わたしは遠慮して、後ろの方に座っているので、
スワミジは一番前にいることになります。
何しろわたし以外は全員サドゥなので、わたしの存在がとっても場違い。
でもスワミジのお供で行ったので、中へどうぞ!と入れていただくことができました。

ラムナムとは何ぞや?わたくしが収集した断片的な情報によりますと、

1 スワミ(お坊さん)やサドゥが100人(くらい)集まる催しです。

2 みんなが揃ったらチャンティングが始まります。

3 前で一人のスワミがハーモニアムというアコーディオンみたいなのをひきつつ、みんなのチャンティングを先導します。

4 スワミジがタブラ(インドの古典打楽器)をたたきます。タブラが入ると急に華やぎます。

5 1時間ほどチャンティングをしたら、プジャリ(司祭さん)が前に行って、神棚の前でプジャ(儀式)をします。アルティという火を灯して神さまへの歌う儀式です。

6 神像の一つ一つに順番に、そして最後に窓の外のガンジス川に向かってアルティをします。

7 プジャが終わったら、神々の名前を言いながら「キ・ジャイ!」と続けます。

8 ラムナム終わったら、このラムナムのスポンサーである信徒さんが、みなさんにお土産をお渡しします。中には毛布やゴマの砂糖菓子、靴下などなど修行者たちの冬の必需品が入っています。

10 ラムナムの意味は、ラム→ラーマ、ナム→名前。確かラーマの名前を唱えていくというようなことだったと思います。とにかく、これは大叙事詩ラーマヤーナの縮小版のようなもので、ラーマヤーナをすべて唱えるのと同じなのだそうです。

遠慮して写真を一枚しか撮らなかったのでよく映ってないけれど、
ウッタルカシ周辺に住むスワミやサドゥたちが大勢集まっています。

サドゥとスワミの違いをよく聞かれるんですが、スワミもまたサドゥ。それ以上は説明すると何か間違ったことを書いてしまいそうなのでやめときます。
西洋的な分類や定義とは、なにかが違うところで話が進むのがインド。

さて、このラムナムの日は寒く、もちろんドアや窓を閉めた状態で
ラムナムが行われました。

後ろの方にいたわたしのまわりのサドゥさんたちが、いやーな咳をしています。
ゲホンゲホン、ゴホンゴホンと、胸の奥の方から絞り出すような咳です。
寒いしなあ、みんな風邪ひくよなあ・・と思っていました。

ギュウギュウ詰めの状態で、後ろからも横からも咳が聞こえて、
逃げ出したい気持ちに駆られましたが、
ラムナムが終わるまでは身動きできず。

そして三日後・・・・
突然の高熱と全身の痛みで寝込みました。
何の前触れもなく、元気にアレコレやっていたのに夕方に突然ばったり。
鼻も喉も何ともないけれど、肺の奥から咳が出て、胸が痛みます。
全身の関節がガンガンと痛み、頭がもうろうとするほどの高熱。
ぜったいインフルエンザだ~!!!
高熱は3日続きました。ああ苦しかった。

熱を出しながらスワミジに、
ラムナムのときに咳をしている人がいっぱいいたからもらってしまったんです、
と主張していたら、
あの人たちは風邪なんか引いてないよ、一年中いつ会ったって咳をしてるんだから、
と笑って聞き流されました。

それを聞いて、寒いこの時期にラムナムをしたスポンサーの信徒さんが、
毛布や胡麻菓子や靴下などの寒さ対策品をみんなに配ってくれて、
ほんとによかったなあと思ったのでした。



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2010年1月21日 (木)

インド旅行記6 ヒマラヤ生活。

いつものことですが、旅行記の時系列がバラバラです。
思い出したことを気の向くままに書いてます。

今回のインド滞在は40日以上、最初の10日間は8名の仲間と一緒の旅でした。
そしてみんなが帰った後はですね、すっかり静かになったヒマラヤで、
一人ポツンといたわけです。
何しろ寒い季節ですから、夏にはわんさかいる(らしい)巡礼者の姿もほとんどなく、
村が本来の姿を取り戻してます。
と言ってもわたしはいつもシーズンオフに行くので、
外国人旅行客がいっぱいいるヒマラヤというのを見たことがないのですけれど。

Himalaya

朝は8時まで部屋から出ないようにとスワミジから言われています。
なぜなら山々に囲まれたガンジスの谷筋にいるわけですから、
太陽が出るのが遅いのです。
太陽が出ると途端に暑くなりますが、それまでは凍えるような寒さ。
お日さまが出てくるまでは、部屋にいた方が無難です。

Asahi

ヒマラヤにいる間、太陽の光のありがたさを、毎日しみじみと感じました。
山々の間から朝日が昇ってくるのが見えて、体に朝日を浴びた瞬間、
それまで寒々としてたのがほわっと暖かくなって・・・
何も考えずに、自然と手を合わせたくなります。
そのあとは日が暮れるまでいつも日向にいてぬくぬく。

日中はアサナやら食事の支度やら学校で子供と遊んだり、
ヒンディ語クラスを受けたりと、なんだか忙しく過ごし、
夕食を食べて夜のサットサンガでキルタンを歌って瞑想すると、
もう部屋に行く時間になります。
夜8時にはもうお部屋に引っ込んで、各自静かに暮らします。

この静かな日常生活とは別に、スワミジは、
お坊さん同士の会議やらお寺の集まりやらに行ったり、
近隣の大学生にレクチャーをしたり、
プジャ(儀式)があったり、学校の行事や期末テストがあったり、
そして職員会議では先生たちと長々と話し合い、
その合間にはデリーや他のアシュラムから来客があるなど、
かなり忙しい毎日。
なんとなくわたしも一緒になって忙しい毎日でした。

学校にて。
校庭で子供らに何やら言って聞かせるスワミジ。

Gakkou3

近くのカレッジに集まった大学生たちにレクチャーするスワミジ。

Class

Class2

若者たちが真剣な表情で、2時間ほどのレクチャーを聴いていました。
聞くだけじゃなくて質問が飛び交ったりして、
議論になるのが日本と違うところ。けっこうにぎやかでしたよ。
これは政府のプログラムで、別の地域の大学生が、
合宿のような形で勉強会に来ているのでした。

それからラムナムなるものにスワミジが出かけると言うので、
「ラムナムってなんですかー?!」とウキウキでついて行きました。
ラムナムの話は次回!

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2010年1月16日 (土)

インド旅行記6 インド・デザイン

リシケシからヒマラヤに向かう山道の途中に茶店があります。

「クリシュナ・レストラン」という名前ですが、
お客が入っているところをみたことがありません。
なぜかスワミジのお気に入りらしく、必ずここで休憩します。

Cimg4928

そしてなぜかスワミジは自分でヤキソバを調理して食べます。
店のおじさんと一緒になって調理中。

その茶店で見つけたマグカップ。

よっぽど買おうかと思ったけど、荷物になるからと思いなおしました。
改めて写真を見ると、やっぱり買っとけばよかった。

Cimg4918

馬?ライオン?それともヤギ?
こんな下手くそな絵は滅多に見かけません。

そして取っ手が・・・・

Cimg4919

なんかわからんけど・・・ホラー。
何回見てもつい笑ってしまいます。

この店にあるもう一つの怖いもの。
タマゴでーす。

Cimg4838

生まれかけたまま干からびてる!と思ったけど、
「ゆでタマゴ」だそうです。
なおさら怖い。

クリシュナ・レストランにぜひどうぞ!

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2010年1月12日 (火)

インド旅行記6 デリーにて一日目

さて、楽しく充実したインド滞在。

まだまだ頭が日本に戻りませんが、忘れちゃう前にちょっとでも旅行記を書いてみよう♪

まずはデリーです。

夜の空港についたら、ヒマラヤへの旅をいつもサポートしてくれている、
知人J氏がお迎えに来てくれました。
優秀なバンカーであるU氏も手伝いに来てくれました。
わたしたちの旅は、スワミジだけでなく、
多くのインドの友人たちに支えられています。
それぞれにバリバリと働いていて忙しい人たちですが、
休暇を取ってでも手伝ってくれます。
スワミジのお手伝いだったら喜んで!という感じ。
このサポートがなかったら、みんなの旅はこんなにスムーズにはいかないし、
何よりこうやって助けてくれる仲間がいるのがありがたいです。

さて、入国審査も順調に済み、手荷物のバックパックをカートの上に置いて、
預けてあったスーツケースを受け取り、全員揃ったところで空港の外へ。
待ってくれていたバスに乗り込んで市内に向かいました。

・・・・しばらくして気がついた。
カートの上に置いたバックパック放置してきた!

わたし、こういうそそっかしいことをしょっちゅうやります。
前科はいくらでもあります。
だから人の荷物は何があってもぜったいに預かりません。

大慌てで空港に引き返してもらい、
セキュリティチェックの人に頼みこんでもう一度空港に入れてもらい、
どうやったのか税関も素通りして全速力で戻ったら・・・
空港スタッフと警備員が何人も、わたしのバックパックを囲んで、
中身を一個ずつカウンターの上に並べていました。
慌てて「それわたしのー!」と叫んで取り返しました。
めずらしい動物を見るような眼でじろじろ見られて恥ずかしかったけど、
とにかく荷物が無事でよかった~。



Bengori_ashram_2

Bengori_ashram_3

写真はスワミジのお供で訪れたベンガル系アシュラム。
美しいキルタンを歌っているところ・・・ですが、
風がビュンビュン吹いて寒くてそれどころじゃありません。
この冬の北インド、防寒着を持っていない人たちはつらいだろうなあ。
わたしはヒマラヤの羊でできたぬくぬくショールにくるまって、
情けない顔をしています。



さて、デリーでは毎回アシュラムの滞在許可の申請の苦労話を書いていますが、
今回はあっさりと許可されました。

あまりの簡単さに、いやーな予感がしていましたが・・・
何しろちょうどインドも巡礼のシーズンオフ、
どうにかなるでしょう、と気楽に構えることにしました。

アシュラムに到着してみたら案の定、部屋が用意されてなかった・・・
もうこういう展開にもすっかり慣れてしまいました。
「滞在申請した?」といつもズレたこと言ってくる受付のおじさんに聞かれ、
「うん。許可もらった。」とだけ答えてただ待ってみました。
今までの経験から、口をはさめばややこしいことになるとわかっているから。
とにかく黙っているのがいちばんです。
辛抱して何も言わずに待っていたら、部屋を用意してくれました。
ちょっと部屋が寒いけど、敷地内がとても美しく、
朝の散歩が気持ちの良いアシュラムです。

Auro

ついでにゴハンもとってもおいしい!

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