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2013年6月11日 (火)

ヒマラヤの学校

今年のヒマラヤ滞在は、
ゆったりと過ごしていたので写真をたくさん撮りました。
なのに・・・SDカードを一枚インドに忘れてきた。
手元にある一枚には、ちょっとしか写真が入ってません。

この写真、気に入ってます。
学校の職員室前の小道の、木陰にたたずむスワミジとババジ。
二人の視線の先には子供たちのいる校舎があります。

Img_0033a

こののんびりした空気、ヒマラヤの時間を思い出す。

今年のヒマラヤは異常な暑さで、
5月初旬に私がいたころでも、
午後は2階の部屋にはいられないような暑さでした。
35度を超えていたようです。
こんなに暑いのは異常だと言われていたのだけれど、
帰国前にデリーに降りたときには、
飛行機の中でデリーの気温は45度というアナウンスが聞こえてきた。
うへ~!!!と思ってデリーに到着したけれど、
デリーで滞在していたアシュラムは庭に木が茂り、
乾いた風が吹いていて、室内は驚くほど涼しく過ごしやすかった。
一歩外に出れば、干物になるかのような乾燥した暑さ。

そしてスワミジによると、
6月に入ってからというもの、
ヒマラヤは今までに経験したことのない暑さで、
なんと温度計が43度をさしたそうです!!!
エアコンどころか、扇風機も必要なかった土地なのに・・・。
この暑さでヒマラヤの氷河が溶けだし、
ガンガーは雨期でもないのに水位が上昇。
このまま雨期になったらどうなるのか、心配されます。

デリーを歩いていたときのこと、
歩いているだけで気が遠くなるような酷暑の中、
日なたで寝転がっている人がいるのを見て、
具合が悪くて倒れているのか、それともただいつも通り寝ているのか、
判断がつかずそのままにしてしまった。
帰国後に、熱波で死者が多数出ていると聞き、
何をどうすればよかったのかと考え込む。
苦しんでいたのなら助けてあげるべきだった。
水くらいあげればよかった。
別に買い物に行くだけで急いでいたわけじゃないし、
少しくらい介抱したってよかったのに。

でもね、ベンガルの祭りの雑踏の中、
何かにつまづいて足元を見たら、
おじいさんが仰向けに倒れて痙攣している!!
みんなが無視して通り過ぎるのにショックを受けつつ、
連れの「あっちにも寝転んでるよー」と言う声に目を凝らすと・・・
すごい人込みの中、確かにあちらこちらにひっくり返って痙攣してる人がいた。。。
ときおり、その体の上に、お金を投げて行く人。
アルバイトなのかーと、ホッとすると同時に、
おじいさんの痙攣のリアルさに感心もした。
「めっちゃ痙攣するのうまいなあ」と笑いながら通り過ぎたけど、
人を助けるのも思いのほか難しい、と思う。

インドに来るたびに、
何かにつけ、自分の判断が正しかったのかどうか、
自問して苦しむ日々が続く。
何かアクションを起こすたびに、
自分のやったこと考えたことはここでも正しいだろうか?
と、答えの出ない問いで悶絶。
たとえある意味正しくても、別の意味では正しくないこともある。
いつの間にか日本人の単一民族的な考え方が、
自分にも身にしみついてしまっているなと気づくことも多い。
どんなことも、これが100%正しいなんてことは、
あまりないのだなあ、と思う。

ANANDA ecoyoga  http://homepage2.nifty.com/namaste/index.html

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