« インド旅行記3 ハリドワールへ! | トップページ | インド旅行記3 ブリンダーバン »

2008年5月 7日 (水)

インド旅行記3 寄宿舎

聖地ハリドワールでは、「知識の寺」という名前のアシュラムに宿泊しました。
予定では、この春から運営が開始されるストリートチルドレンのための寄宿舎の建物に泊めていただくはずでした。まだ建ったばかりの寄宿舎で、マンゴーとジャックフルーツの林の中にあります。でも残念ながら、内装の仕上げが間に合わなかったみたい。

寄宿舎は、ハリドワールであるスワミ(お坊さん)が運営している学校の敷地内に作られています。去年の春に建設現場を訪ねたときは、まだ基礎をこれから作ろうとしているところで、レンガが山積みになっているだけでした。この春から10数人のストリートチルドレンを受け入れ、質のいい教育のためにハリドワールでは人気のあるこの学校で高校卒業まで教育を受けてもらいます。

みんなでこの学校と寄宿舎を訪ね、スワミからお話を伺いました。

この学校の方針として、子供に必ずきちんとした食事をとらせることが、親に義務付けられています。給食を出すのではなく、親に推奨メニューとレシピを 渡してお弁当を作ってもらい、フルーツなども添えるように指導しています。文句を言ってくる親もいるそうですが、親と共に学校も生徒たちの保護者であると いう立場で、親の教育もするそうです。

そして新しくできた寄宿舎では、10歳以下の子供たちを10数名受け入れ、きちんとした食事と規則正しい生活を提供します。お母さんお父さん役の職員もおり、彼らはすでにまだ空っぽの寄宿舎に住んでいて、受入れ準備は万端。

そして寄宿舎の部屋の一つが、学校の主のスワミのお部屋。スワミも子供たちと共同生活です。本当にしっかりとした方で、厳しくて優しい素晴らしいお坊さんですから、いっしょに住めば子供たちにとってもいい影響があるでしょう。

いちばん印象的だったのは、だれかが「子供たちは何歳までここに住むんですか?」と聞いたとき。
スワミの答えは「彼らが望む間ずっと。」

たくさんのストリートチルドレンを受け入れて1~2年の間面倒をみることはできる。でも彼らはその後もとの生活に戻ってしまう。実際にそうなる例を見てきた。だから、人数は少なくなってしまうけれど10数人だけを受け入れて、人生を通してサポートする。彼らが高校を卒業した後大学に行きたければそれを支援する。大学を出たあとまだここに残りたければ、この学校は規模が大きいし仕事はたくさんあるから、学校に就職して働いてくれればいい。

受け入れる子供の条件は、「だれも面倒を見る人がいない子供」です。
親がいなくても、親戚が面倒を見ているならそれでよろしい。だれも気にかける人がおらず、路上で生活をしている子供を受け入れて、ひとり立ちするまで関わっていく、という活動です。

学校自体は授業料などもあり自立運営していますが、この寄宿舎は慈善運営されています。様々な人からの寄付で、ほんの一部でしかありませんが、路上生活する子供たちに家と家族と教育が与えられます。

すごいなあ。スワミジ(チェータン先生)もこのスワミも、普段は全然気負った風もなく偉ぶるでもなく、いつもインドではまるでお友達のように遊んでいただいているつもりだったし(遊ぶといってもお寺めぐりに連れて行ってもらうのですが)、楽しそうに打ち合わせをしているところに同席させていただいていたのですが、こんなお仕事をされてたんですね・・・。

スワミジは、わたしがインドで路上生活をしている子供がいるのを見て「政府は何をしてるの?インドにはお金持ちそうな人もたくさんいるけど、みんなこれを見てなんとも思わないの?」と文句をいうと必ず、
「そう思うなら何か行動しなさい。この中の誰か一人でもいいから面倒を見なさい。文句は言わなくてよろしい。」と言われます。

そんなこと言ったって・・・と毎度黙り込んでいたのですが、毎回言われ続けてそして実際に行動しているお坊さんたちを見ているうちに、最近は自分もちょっとくらい何かできることがあるかもしれない、と思うようになりました。

来年訪ねたときに、この寄宿舎に子供が住んでいるのを見るのがとても楽しみです。

スワミジ・セレクト☆ヨガ音楽&マントラCDこちら

ANANDA ecoyoga  http://homepage2.nifty.com/

|

« インド旅行記3 ハリドワールへ! | トップページ | インド旅行記3 ブリンダーバン »

コメント

 お疲れ様でした!!
体調は大丈夫ですか?!

寄宿舎来年の訪問が楽しみですね!!
行ってみたいな~・・・
色々面白エピソードがありそうで楽しい旅になって良かったですね!!
静岡でお会いしたいで~す♪
(夏場は暑そうだから遠慮しておきます・・・)

投稿: uko | 2008年5月 7日 (水) 14時03分

ukoちゃん
やっと体調戻りました。まったく元通りです。
ukoちゃんもいつかインドに行きましょう。
行くまでの道のりはちょっと大変だけど、とってもいい体験ですよ。
暑い夏は信州で避暑でしょう♪よろしくね☆

投稿: ananda | 2008年5月 7日 (水) 16時14分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/130603/41118150

この記事へのトラックバック一覧です: インド旅行記3 寄宿舎:

« インド旅行記3 ハリドワールへ! | トップページ | インド旅行記3 ブリンダーバン »